2017年に発売がスタートしたフェラーリ 812 SUPERFASTは、フェラーリ史上において最もパワフルなエンジンと呼ばれる最高出力800馬力のV型12気筒を搭載しています。ロングノーズとハイテールが特徴の外観は、流れるような美しいラインが魅力のクーペ車です。 発売開始となった2017年は、フェラーリ創業70周年だったこともあり、他の車種にはないRosso Settanta Anni(ロッソ・セッタンタ・アニ)と、マットウォームグレイという2種類の特別カラーがラインナップされました。このボディカラーもまた、このモデルの大きな特徴の一つです。 また、ドアの開閉もユニーク。例えば、オープンとクローズにかかる時間はわずか14秒と素早く、急いでいる時にはとても便利です。また、普段はあまり必要ない機能かもしれませんが、最大45km/hで走行中にもドアを開閉することができます。 フェラーリ 812 SUPERFASTのボディサイズは、全長4,657mm、全幅1,971mm、そして全高は1,276mmです。他のメーカー車と比べて車高が低めという点は、フェラーリらしい魅力です。なお、2019年には、SUPERFASTモデルのオープンバージョンが発売されました。