1974年に初代が登場したゴルフは、フォルクスワーゲン社を代表する車種です。日本でも初代の登場直後から輸入が始まっており、外車の中でも特に知名度が高い部類ですが、このゴルフの派生モデルとして登場したのがゴルフヴァリアントです。ゴルフはハッチバック車を代表する存在ですが、ゴルフヴァリアントはワゴン車として登場しました。 元々のゴルフの時点で荷室は十分に広いのですが、ゴルフヴァリアントではより荷室のスペースが広がっており、多くの荷物を積んで移動する場合にはうってつけです。ゴルフヴァリアントの荷室の容量は通常で605L、背もたれを倒した場合の容量は1,620Lと極めて広い空間が現れます。 スペック面での見どころはエンジンであり、現行のゴルフヴァリアントに搭載されているのは2.0LのTDIディーゼルエンジンです。TDIディーゼルエンジンはフォルクスワーゲン社の独自の技術が使われており、加速性能の面で優れています。そのため、アクセルを強く踏み込まなくても楽に加速するのがゴルフヴァリアントの魅力です。ディーゼルエンジンは環境面に難があるというイメージを持っている人も多いでしょうが、TDIディーゼルエンジンは排気ガス浄化システムによりクリーンさも兼ね備えています。