こんにちは。
アートプロの北井です。
現在、作業を進めているBMW420グランクーペのドアトリムの張替えをご紹介します。
ドアパネルの裏側は普段見る事が無いと思いますが、一つ一つプラスチックを溶かす溶着で接着されております。
稀にビスで止まってる事もありますが、ほとんどはこの手法で固定しています。
そしてこれを外す方法はノミで切り飛ばすかサンダーで削るのどちらかになります。
今回はノミで切り飛ばしていきます。
このように張替える箇所の部品は全て外します。
次にファブリック部分に革を張るので周りにボンドが付かないように養生します。
ドア側と革にボンドを塗り位置を決めて張込をします。
全体的に張込をし、周りの縁を処理して部品が付く箇所をくり抜いていきます。
後は溶着されていた箇所をビスで固定します。
ブログでこのようにざっくりと書くと簡単に見えますが、実際作業してみると
ステッチのラインが真っすぐにならなかったり部品が破損したりしますので
チャレンジはしない方がいいと思います。
では、他のシート等を進めて次回には完成の写真をアップできると思いますので
お楽しみにお待ちくださいませ。