こんにちは。
アートプロの北井です。
本日はMercedes Benz 500Eの天井張替えのお話です。
輸入車は気候が合わないせいかある程度年代が古くなってくると天井の生地が剥がれて垂れてきます。
こうなってしまうと補修は出来ませんので張替えとなります。
垂れを利用して画鋲等でソファーのように菱形に固定してオシャレにしてる写真を見た事があります。
張替えとなるともちろん天井を車外へ出す必要があり、特にベンツはフロントかリアのガラスを
外さなければ車外へ出せないパターンもありますが今回はガラス脱着無しで出せました。
天井を降ろした段階で既にこの状態…
純正生地を剥離し、黄色のベタベタを処理していきます。
この天井のベースと生地の間おウレタンが劣化しベタベタになった物が垂れの原因になります。
この状況で新たにボンドを塗った所で張り付く事はまずないので天井の垂れの補修が出来ない理由になります。
ガシガシとワイヤーブラシで除去し、表面に残っているベタも溶剤で全てふき取っていきます。
この作業を手を抜いてすると新しく生地を張ってもベタが邪魔をして長持ちしなくなります。
直接生地を張ってしまうと段差が出たりするので今回は2mmのウレタンを張ります。
その後、生地を張りこんでいきます。
今回は張替えついでに生地をブラックのスエードに変更し、張替えをさせて頂きました。
天井が垂れている方は一度お問合せ下さい。