こんにちは。
本日はマセラティ クワトロポルテのダッシュボード張替のお話です。
お預かりした時はこのように革が縮み膨れ上がったりしてました。
やはりダッシュボードに革を使用するのはダメですね。
2cmちょっとは縮んでますね。
膨らみも凄いです。
まぁ革なので仕方ないですね。
上の写真でもそうですが、最初糸の色がグレーのように見えたので
グレーで色合わせをしようと思ってましたが、よくよく見ると色合いがグレーにしては少しおかしいと気づき…
端っこを見てみると…
黒でした。
と言う事はこの黒の糸も日焼けしてあの色になってたって事ですね。
革を剥離をた状態がこの状態です。
綺麗にウレタンから革が剥離していたのでさらっと剥離出来ました。
そして完成に一気に飛びます。
今回はナッパレザー調の合皮を使用して張替えました。
ちなみに市場には出回っておらず、アートプロオリジナルで合皮メーカーさんに作って頂いてます。
恐らく日焼けが無ければこのように黒の糸だったのでしょう。
外車はダッシュボードの革が縮んだり天井が剥離したりとありますが、
実際本国ではどうなのかと調べると、本国では天井垂れたりしてないそうです…
日本には四季があるので湿気や気温の変化で起きる症状との事。
もちろん純正で部品交換すると車が買えるくらいの金額になるので弊社で張替えしてみては如何でしょう。
純正と同じように張替えたり、張替えるなら少しアクセントを入れてみるのもアリですね。